2作品
旱魃に苦しむ国を救うため、老いた龍神は「玉藻の前」として宮中に上がり、密かに治水と祈雨を進言する。だが異能を危ぶんだ陰陽師の卜占により妖狐と断じられ、真意を語ることも許されぬまま追討の身となる。
旱魃に苦しむ国を救うため、老いた龍神は寒村の娘・藻の姿を借りて宮中に上がり、玉藻の前として上皇に仕える。密かな治水の策も、陰陽師の卜占によって「人ならぬ者」の証にされ、彼女は身の潔白を語らぬまま、那須野で自ら凶兆を引き受け石に変わる。