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長年「人喰いの怪物」として恐れられ、狩られるだけだった老竜は、正気を失った老郷士から大真面目な一騎打ちを申し込まれる。滑稽な儀式と信じたそれは、老竜にとって初めて向けられた敬意だった。老郷士が本物の刃に襲われたとき、竜は妄想の外で、現実の忠義を返す。セルバンテス『ドン・キホーテ』を翻案した物語。