1作品
建国の代から城と盟約を結んできた竜は、代替わりのうちに宮廷の記録から忘れ去られ、王女誕生の祝宴にも招かれなかった。蔑ろにされた竜は温情を挟まず百年の眠りの呪いをかける。解いたのは王子の口づけでなく、盟約を思い出し詫びた書庫番の末裔だった。