1作品
隣国との戦にようやく平穏が戻った王国で、危うきを見る目を持つ竜は、王に立てさせた誓いの重みをその身に負っていた。二人の王子の死、東方の女王、そして違えられた誓い――竜が下した裁きは、復讐ではなく、己の掟を貫く忠義のかたちだった。