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毎年山から鉱石と香草を担いで下りてくる若い竜は、商家の幼い娘に懐かれ、遠い巣に残した我が子を思い出しながらその時間だけを心の支えにしていた。だがある諍いの末に幽閉され、幾年もの時を経て解き放たれた日、娘はもう彼を覚えていなかった。